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スゴい!と言われるマジシャンになるためにはお客様のことを考えなければいけない

マジックショー

なぜマジックをやるでしょうか?

「人に夢を与えたいから」とか「みんなに笑顔になって欲しいから」という理由を上げる方もいますが、個人的にはどうもしっくりきません。

僕はみんなに「スゴい!」と言われたいからです。スゴいと言われる自分が好きなのです。たぶんマジックを趣味にしている多くの方の本音は同じではないでしょうか。

もちろんマジックそのものが好きという気持ちもあります。スゴいと言われたいだけなら何もマジックでなくてもいいのにその中でマジックを選んでいるわけですから。一人で誰に見せるでもないマジックを考えたり練習したりするのも楽しいですから。ただ、その辺はまた別の機会にしたいと思います。

今日は周囲から「スゴい!」と言われるマジシャンになるためにはお客様のことを考えなければいけないというお話です。

マジックを演じたらスゴいと言ってもらいたい

誰かにマジックを見せたら驚いてもらいたい、「スゴい!」と言ってもらいたいという気持ちはマジックを演じる方なら誰でも持っているのではないでしょうか?

これはマジックに限らないと思いますが、誰かに褒められたい、認められたい、他の人よりできると認められたいという気持ちは誰にでもあるものです。これを否定して綺麗事を言っても仕方がありません。

特に趣味でマジックを演じているのであれば、まず第一に自分のために演じるというのは悪いことではありません。

ただ、自分のことだけを考えて演じたマジックでは本当の意味で「スゴい!」と言われるマジシャンにはなれません。

タネがバレないことはなにもスゴくない

マジックを見てくれるお客様と勝負をしてはいけません。

たまにお客様相手にタネを見破れるかどうかの勝負をしているのではないかというマジシャンがいます。どうだタネを見破ってみろと言わんばかりの態度だったり、マジックを見せた後にタネがわからないと「スゴいだろう」という態度をとる人です。

こうした態度は見てくれた方を不快にさせるだけです。そもそもマジックではタネがバレないのは当たり前です。マジシャンは時間をかけてマジックを学び、練習し、準備してその場に臨んでいるわけですからタネがバレないことはなんにもスゴいことではないのです。

それなのにお客様と勝手に勝負をして勝手に勝ったと威張っていては滑稽ですし、お客様も不快になってしまいます。

マジックはタネがバレないという前提でそれを使ってどうお客様を楽しませるかなのです。

スゴい!と言われるマジシャンになるためにはお客様を楽しませなければならない

スゴい!と言われるマジシャンになるためにはお客様を楽しませなければいけないのです。そうでなければ最初は物珍しさで見てくれても本当の意味でスゴいマジシャンとは思われません。

たとえ不思議なマジックでも、タネがバレなくても、観客が楽しくなければ「スゴい」とも言われないし、ましてや「また見たい」なんて誰も言ってくれません。

だからマジシャンは自分自身が楽しむためにもマジックを見てくれるお客様のことを考えなければいけないのです。

もちろんウケるためにはなんでもやれという意味ではありません。自分のやりたいマジックを追求することも大切でしょう。ただ、最低限見てくれる方のことを考えた演技でないといけないということです。

まとめ

マジックを見た人が心の底から「スゴい!」とマジシャンを称えることができるのは、まずマジックが楽しかったという前提が必要です。だからスゴいと言われたいのであればちゃんとお客様を楽しませることを考えなければいけません。

それをせずにただタネがバレなければスゴいと考えたり、不思議なことをやればスゴいと思ってしまうのはマジシャンの勝手です。

自分自身が楽しくマジックを演じるためにもお客様のことをしっかりと考えることは必要なのです。