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マジックの練習で大切なのは自分の考えを捨ててまずそのまま真似すること

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1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。週一更新を目指していたのに不甲斐ないことです。また頑張って更新したいと思います。

さて、今回は僕がマジックを教えていて気がついた「マジックを練習する上で最初に大切なこと」を紹介します。それはタイトルにもある自分の考えを捨ててまず素直に真似することです。

僕は自分がマジックを演じることもそうですが、初心者向けにマジックの指導をしてきた経験があります。マジックを教えていて上達が早い人、遅い人といろんな人がいるんですけど、上達が早い人の特徴として真似がうまいっていうことがあるんですよね。

誤解がないように言っておきますとこれは性格的な素直さの話ではありません。ただなにも考えずに動きをトレースすること、これが大切になってくるという話です。

学ぶことはまず真似ることから

学ぶ(まなぶ)という言葉はもともと「まねぶ」から来ているそうですね。まねぶとは真似をするということ、つまり手本となる人の真似をすることが学びのスタートというわけです。

マジックでもそれは同じです。誰かに習うにしても、DVDなどの教材で学ぶにしても手本を素直に真似するということが重要です。そうしないとそもそもの意味合いを理解することができず、そこから自分の考えやオリジナリティを発揮することはできないからです。

だから最初は自分の考えを捨ててまずそのまま真似をするところからスタートしましょう。

本ではこの真似るという点で難しいところがあります。解説を読んでも細かい動きまで真似できるわけではないので最初から自分自身で考えて動かなければいけないからです。もちろん本も優秀な教材ではありますが基本技法のように細かい動きまで理解する必要があるものは上級者にならうかDVDのような動画で確認できる教材を使用したほうが良いです。

目的を考えず動きをトレースする

自分の考えを捨ててまずそのまま真似をするというのはマジック以外でもよく言われることです。ただ、マジックの場合はちょっと特殊で指先の動きや体の動かし方を寸分狂いなくトレースするということなんです。

マジックの技法にはそれぞれ目的や意味があります。でも技法を練習するときにはいったんこの目的や意味をすべて忘れて動きをトレースするのです。

例えばダブルリフトの練習をするのにも「2枚のカードがズレないようにめくろう」と目的を意識しすぎると正しいフォームではなく2枚がズレないことが優先されるようになってしまいます。そうではなくて練習ではいくらズレても良いからまず正しいフォームを意識して手を動かせなければいけないのです。

野球の素振りをイメージするとわかりやすいですね。試合ではバットを振るのはボールを打つことが目的です。でも練習ではあえてボールがない状況で素振りすることで正しいフォームだけを意識して練習できるわけですね。

上達が遅い人は考えている

上達が遅い人は練習のときにまずどうやったらうまくいくのかを考えてしまっているんですよね。これは逆効果なんです。なぜならうまくいっていないことの根本的な原因を解決せずに対処療法的に変なクセが付いてしまう可能性が高いからです。

マジックの基本技法は世界中の何十、何百万というマジシャンたちが何百年という年月をかけてたどり着いたものです。初心者がちょっと考えてそれ以上の動きを見つけられるわけはありません。だから考えるのはマイナスにしかなりません。

まとめ

マジックを練習していても上達が早い人・遅い人がいますが、早い人の特徴はそのまま真似することがうまいということです。逆に上達が遅い人はいろいろと考えてしまって逆効果になっていることがほとんどです。

考える事をやめてとにかく観察すること、そして見たとおりにとにかく真似することが上達への一番の早道です。