奇術の森

種明かしだけじゃない手品・マジックの楽しさ伝えます

【マジック紹介】切れ目の無い輪っかがつながる!ポケット・リング(チャイナ・リング)はクロースアップからサロンまで使える定番マジック

f:id:beed:20171230105039j:plain

大晦日ですね。この記事な2017年最後の記事ですが、内容は平常運転でまいります。

今回はポケット・リングについて書いてみようと思います。

金属製の輪っかがつながるマジックをリンキング・リングと言います。遠目でも見えやすく見栄えがすることからステージマジックの定番として進化してきました。ステージで演じる場合は単につながって外れるだけでなくリングを使っていろんなものの形を表現する造形などもよく行われます。

そのリンキング・リングの輪っかのサイズが10㎝程度のものがポケット・リングです。特に4本タイプのポケット・リングはチャイナ・リングの名称でテンヨーなど多くのマジックメーカーから発売されていておもちゃ屋さんなどで購入できますので、マジックを趣味にしている方でなくても持っている方は多いようです。

そんなわけでポケット・リングは昔からよく見る定番マジックでマジックをはじめたばかりの方などには過小評価される傾向にあるような気がしますが、しっかり演じるとちゃんと客ウケするしクロースアップからサロンまで使えるので基本的な手順だけでも覚えておくと便利なマジックだと思います。

チャイナ・リング(4本タイプのポケット・リング)

もっとも普及しているポケット・リングと言えば4本タイプのもの、通称「チャイナ・リング」でしょう。というか、これ以外のポケット・リングを見ることはまず無いですね。

というわけで、まずはチャイナ・リングと言うものがどういうものかを動画で紹介したいと思います。


【マジック・手品】ポケット・リング(チャイナリング)の紹介

チャイナ・リングはテンヨーをはじめ多くのマジックメーカーから発売されていておもちゃ屋さんやドンキホーテのような量販店などでもよく見かけます。一般の方向けに販売されているマジックグッズだけあって値段も手頃ですし、昔からよく見るマジックのうえ道具立てが怪しいのでマジックをはじめたばかりの方やマニアでも実際に観客に見せる機会が少ない方には過小評価される傾向があるように思います。

でも、チャイナ・リングはよくできています。至近距離で見せる事もできるしある程度遠目でも見やすいのでクロースアップでもサロンでも問題なく演じることができます。観客とのやり取りも楽しめますし、わかりやすいので子どもウケも良いです。マジックってけっこう小さい子供には難しかったりするので子どもウケするものって貴重なんですよね。

どちらにしても商品を購入しないと演じられないものですからタネ明かしはしませんが、とてもシンプルなタネなのに、「よく思いついたな!」と感心させられます。この不思議さが1,000円台で買えるのは素晴らしいです。

けっこう難しいので要練習

チャイナ・リングはマジックショップなどに行かなくてもおもちゃ屋さんなどで一般の方向けに販売されているのですが、そのわりにけっこう難しいので練習は必要です。テンヨーのチャイナ・リングに付属している説明書はなるべく易しい方法の解説になっていると思いますが、それでもすぐにできるものではないです。

付属の説明書では上の動画でもやっている叩きつけてつなげる方法「クラッシュリンク」が解説されていないのがちょっと残念です。アレが不思議というか、みんなやりたいと思うのですけどね。なるべく易しい手順というところを優先させたのだと思います。とはいってもしっかりと不思議で良い手順になっています。

多くの手順が発表されているので色々なやり方を研究してみるのも面白いです。ただ、そうなるとチャイナ・リングだけでなく本やDVDを購入して研究することになりますが。。。

もちろん基本的な手順や手法だけでも覚えておけばとても便利で良いマジックですね。

僕のチャイナ・リングの考え方

チャイナ・リングってシンプルな不思議さがあってわかりやすくてとても良いマジックなのですが、シンプルすぎるところにちょっと問題があります。

要するにつながる・外れるしか現象がないんですよね。

人によってはいろんなつなげ方・外し方を組み合わせて何度も見せる方もいますが、これではよほどのマジック好きでなければ飽きます。後半に向かって不思議さを増していくような工夫をするとか、不思議以外に楽しめるポイントを作っていく必要があります。

僕自身は4本がつながる流れを2回演じています。1回目はお客様に道具を渡さずサラッとつなげて外します。2回目はお客様に繋がったリングを改めてもらったり、お客様の持ったリングにつながったりと、お客様が参加することでより体験的で不思議に見えるようにして、後半が盛り上がるようにと思っています。

まとめ

ポケット・リング(チャイナ・リング)はクロースアップからサロンまで使える定番マジックです。

マジックを趣味にしていると「○○でマジックやって!」とお願いされることもあるかと思います。だいたいそういう場合って観客が20〜30人くらいのいわゆるサロンマジックが多いものです。そうするとクロースアップをメインにしているアマチュアマジシャンはネタがなくて悩むんですよね。

チャイナ・リングのようにクロースアップからサロンまで使えるマジックは貴重ですから覚えておいて損は無いですよ。