奇術の森

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【カードマジック入門講座 第8回】カウントの概念を学ぶ!定番のパケットマジック「Jazz Aces(ジャズ・エーセス)」でエルムズレイカウントを身につけよう!

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全10回を予定しているカードマジック講座も8回目となりました。今回で新しい技法の解説は最後です。第9・10回では今まで扱った技法を使ってできる本格的なマジックの手順をいくつか解説します。

今回は今までと毛色を変えパケットマジックをひとつ解説します。パケットとは1組のトランプ全体ではなく数枚のカードからなるカードの山のことで、パケットマジックというと特定の数枚~十数枚程度を使って行うマジックという意味です。

最初はこのカードマジック講座では扱わないつもりでしたが、こういうタイプのマジックにも一度触れておいてもらえればと思い入れることにしました。なので全体の流れからするとちょっと脇道的な感じではあるのですが、ぜひチャレンジしてもらえればと思います。

美しいエースの移動「Jazz Aces(ジャズ・エーセス)」

「Jazz Aces(ジャズ・エーセス)」はこのブログのマジック紹介記事でも以前紹介したことがあります。

magic.butsuyoku.top

シンプルながら渋い不思議さがありとても魅力的なマジックです。定番のパケットマジックであり、今回解説するエルムズレイカウントの練習にも優れています。

それではまずは実演動画をご覧ください。


【カードマジック入門講座】Jazz Aces(ジャズ・エーセス)【実演編】

テーブルに3枚のエースを配り、残りの1枚をリーダーのエースとして表向きに離しておきます。3枚のエースが1枚ずつ黒い4枚の数字のカードの中で消えリーダーのエースの元に集まります。

非常に優れたエースの移動マジックです。

エルムズレイカウントの解説

今回はパケットマジック、そしてパケットマジックに用いられるカウントという技法を知ってほしいと思います。

カウントとは数枚のカードを1枚ずつ数えながら表を確認する動作の中で実は特定のカードを隠したり枚数をごまかしたりする技法のことです。目的に応じて様々なタイプのカウントがあり、パケットマジックではこれらのカウントを組み合わせて多彩な現象を起こすものが多くあります。

このカウントの中で現在もっともよく使用されているのがエルムズレイカウントという技法です。それではエルムズレイカウントを解説します。


【カードマジック入門講座】エルムズレイ・カウント

エルムズレイカウントにもいくつかのやり方がありますが、今回解説しているものがもっともスタンダードで見た目にも優れていると思います。最近はほとんどの方がこのスタイルでエルムズレイカウントを行っているでしょう。

カウントでもっとも重要なのはテンポです。1・2・3・4と一定のリズムでテンポよく行える必要があります。また、動画でも説明していますが2枚まとめて押し出すところは実際には2枚押し出しているのではなく一番下の1枚を引いているイメージで行ってください。

Jazz Aces(ジャズ・エーセス)の解説

それではJazz Aces(ジャズ・エーセス)の解説です。


【カードマジック入門講座】Jazz Aces(ジャズ・エーセス)【解説編】

実は今回解説したジャズ・エーセスは以前マジック紹介記事でアップした動画のものとは最初の処理のやり方が違います。ちょっと簡単なやり方に変更していますので興味のある方は見比べてみてください。

まとめ

パケットマジックはカードマジックの一大分野ですので今後本格的にマジックを学びたいのであれば避けては通れない分野です。

というわけでこのマジック講座でも今回紹介したわけですが、全体の流れとしてはちょっと脇道にそれたものでもありますのであえて飛ばして第9・10回を読んでもらっても特に問題はありません。

第9・10回では技法の解説はなしにしてこれまでの集大成としてそれぞれ2つずつ本格的で面白いカードマジックの手順を解説する予定です。