奇術の森

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【カードマジック入門講座 第7回】フォースの概念を学ぶ!ヒンズー・シャッフル・フォースと名作「Chicago Opener(シカゴ・オープナー)」

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全10回を予定しているカードマジック入門講座も第7回となりました。今回はフォースと呼ばれるカードマジックの技法といいますか手法の考え方を知ってもらおうというのが狙いです。

フォースは非常に強力な技法なのですが、ある種の特別な難しさがある技法でもあります。だからこそ比較的難易度の低い方法から練習していってほしいと思います。

また今回解説するシカゴ・オープナーというマジックはとてもウケがいいマジックです。プロマジシャンも現場でバリバリ使えるような内容です。ぜひ覚えて演じてみてください。

名作!「Chicago Opener(シカゴ・オープナー)」

今回解説する「Chicago Opener(シカゴ・オープナー)」というマジックはアメリカの有名なマジシャンであるフランク・ガルシア氏がレパートリーにしていたものでプロが演じても非常にウケる強烈なマジックです。


【カードマジック入門講座】Chicago Opener(シカゴ・オープナー)【実演編】

お客様に1枚のカードを選んでもらい一組のトランプに戻します。マジシャンがおまじないをかけると色違いのカードが一枚現れてそれがお客様の選んだカードです。マジシャンはもう一度同じことをするといいますが。。。

カードの色が変わるという強烈な現象にさらにインパクトのあるオチがつく非常にウケのいいマジックです。

ヒンズー・シャッフル・フォース

今回のメインテーマはフォースです。マジックの世界でフォースというとお客様が自由に選んだと見せかけて実はマジシャンが選ばせたいものを選ばせるという手法です。

マジックの技法はそれぞれ異なった難しさがありますがフォースはお客様のとのやり取りの中で行う必要があり、お客様が自由に選択するというシチュエーションで自然に見せることはなかなか難しいものです。変な突込みをしてくる人もいたりしますし。

そんなわけで今回はお客様にストップと言ってもらう方法で技法的になるべく気を使わなくても使える技法としてヒンズー・シャッフル・フォースを解説します。決して万能なフォースではありませんが適切に行えば強力な技法です。


【カードマジック入門講座】ヒンズーシャッフルフォースの解説

ヒンズー・シャッフル・フォースはよく考えるとおかしな動きをしているのですがテンポや雰囲気が自然であればお客様に気づかれることはありません。とにかく自然に動作が行えるようになるまでしっかり練習してください。

「Chicago Opener(シカゴ・オープナー)」の解説

それでは名作マジック、シカゴ・オープナーの解説です。


【カードマジック入門講座】Chicago Opener(シカゴ・オープナー)【解説編】

今回解説したシカゴ・オープナーは実は本来の形ではありません。シカゴ・オープナーの原案では2枚のカードが選ばれたらそれをトランプに戻すのではなくテーブルに置いたカードとこすり合わせます。するとカードがコピーされて変化するという現象です。 今回紹介したマジックは本来であればアル・リーチの「レッド・ホット・ママ」として紹介すべきだったかもしれませんが、この辺はマジックの歴史の話になるので諸説ありますし、日本ではシカゴ・オープナーとして知られているのであえて訂正せずそのまま紹介しました。

まとめ

今回はフォースについて解説しましたが、フォースは本当に強力な技法です。フォースが的確にできればカードの変化や移動、預言などなんでもできるということと同じです。

ぜひフォースの概念を抑えて幅広い演技につなげてほしいと思います。