奇術の森

種明かしだけじゃない手品・マジックの楽しさ伝えます

【カードマジック入門講座 第3回】指先のテクニックを使ったマジックに挑戦!スリップカットとエースが集まるマジック

f:id:beed:20170905001222j:plain

カードマジック入門講座も3回目になりました。今回はついにマジックにおける秘密の技法を、指先のテクニックを使うマジックにチャレンジしてみたいと思います。とはいえ最初ですから、負担の少ない技法をひとつ覚えるだけでできるマジックを選びました。

技法を使うことで第1回、第2回で解説したマジックよりよりビジュアルに演じることができるマジックになっています。

指先のテクニックを使うマジックは初めのうちはとても緊張しますが、練習をしっかりすれば大丈夫です。技法のたいていの失敗は練習不足と緊張のし過ぎです。それさえ克服できれば必ず成功できますから、負担の少ない技法で人前で技法を使うマジックを演じる経験をしてみましょう。

4枚のエースの出現とエースが集まるマジック

今回は4枚のエースが主役のビジュアルなマジックを解説します。まずは実演動画を見てイメージをつかんでください。


【カードマジック入門講座】バラバラのエースが集まるマジック【実演編】

今回は2つのマジックを演じています。前半は表裏ぐちゃぐちゃに混ぜたトランプにおまじないをかけると4枚のエースが現れるマジック。後半は3枚のエースを一組のトランプの中に混ぜて残りのエースでおまじないをかけると4枚のエースが集まってしまうというマジックです。

どちらもとてもビジュアルでちゃんと演じればインパクトのあるマジックですが、特に今回扱いたいのは後半のエースが集まるマジックの方です。もちろんあとで前半のマジックも解説します。

今回は初めて指先のテクニックを使ったマジックを解説します。指先のテクニックに限らず、お客様に見えないように行う、もしくはお客様からの見た目と実際の動作が違う技法を「シークレットムーブ」といいます。 マジックを演じるのは非常に緊張するものですがシークレットムーブを行う瞬間は特に緊張してしまうものです。それを解消してくれるのは練習と実践に裏打ちされた自信しかありません。 しっかりと練習をして「これで大丈夫!」という自信をつけてください。

スリップカットとエースが集まるマジックの解説

今回は初めて指先のテクニックを使ったマジックの解説をしたいと思います。扱うテクニックは「スリップカット」というものです。詳細は動画で解説します。


【カードマジック入門講座】スリップカットとエースが集まるマジック【解説編】

今回解説するスリップカットは比較的負担が少なくきちんと練習すれば初心者でもミスの可能性が低い技法です。僕自身は普段のレパートリーで使わない(スリップカットが使えない技法ということではありません。)のでいつもはほとんど練習していませんが、それでも特に問題なく扱えます。

もちろん練習はしっかりする必要がありますが、さほど時間はかからないはずです。ぜひチャレンジしてみてください。

表裏バラバラのトランプから4枚のエースが出現

実演動画の前半ではバラバラのトランプから4枚のエースが出現するマジックを演じています。

もともとスリップカットとエースが集まるマジックだけを紹介するつもりでしたが、それだけだとちょっと寂しいのでおまけということで。マジックの現象的にはおまけの方がウケてしまうかもしれませんが。


【カードマジック入門講座】スロップシャッフルを用いたエースの出現【解説編】

こちらもスロップシャッフルというテクニックというか手法を使いますが、スリップカットと違い動作には嘘がないのでより負担が少なく演じることができるはずです。

表裏バラバラに混ぜたトランプが一気に揃って特定のカードが出てくるマジックの現象をトライアンフ現象と言いますが、スロップシャッフルを用いる方法は特に優しくでき効果絶大です。解説を見てわかるとおりこのスロップシャッフルを使った方法は一番下にセットしておいたカードなら何でも出現させることができます。第4回ではコントロールを扱いますが、コントロールと組み合わせるとカード当てにも使えますので考えてみてください。

まとめ

今回は初めて指先のテクニックを使ったマジックを解説しました。とはいえ負担が少なく演じることができるものを選びましたので、ちゃんと練習すればさほど時間はかけずに身につけることができると思います。

まずは今回紹介したマジックで技法を使ったマジックを見せるということに慣れてみましょう。

次回はカードマジックでは非常によく使う技法であるコントロールについて解説します。次回からより応用範囲が広い基本技法を扱っていきます。