奇術の森

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【初心者へのアドバイス】マジックの難しさは誤解されている!練習の重要性とマジックに慣れることの大切さ

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マジックやっていると言うと「器用なんですね」と返ってくることが多くあります。そう言ってくる方にはマジックは手先が器用でないと難しいというイメージがあるんでしょうね。逆にマジックはタネさえ知れば誰でも簡単にできると思っている方もいます。

たしかになかには難しい技法もありますが、実際には段取りさえちゃんとしていれば簡単に不思議なことが起こせるマジックをたくさんありますし、技法と言ってもちゃんと練習すれば身につけることはさほど難しくないものも多いものです。

では逆に「じゃあマジックって簡単なの?」っていうとそうではないんですね。マジックで難しいのは見てくれる観客とのやりとりやマジックの段取りを間違えずにきちんと演じきることなんです。

今日ははじめてマジックを練習して観客に見せようと思っている方に向けてマジックの難しさ、練習すべき内容などを書いておきます。

ちゃんと練習をしよう!

マジックは芸事です。人前で演じるには練習が必要です。まずはちゃんと練習をしましょう!

段取りを間違えずに演じきるのは意外と難しい

マジックのタネはシンプルでわかりやすことが多いんですね。特に初心者向けのマジックでは複雑なタネを使うことはまずありません。なのでタネを知ると簡単に演じることができると思ってしまいがちです。

でも、マジックって簡単なものでも段取りを間違えずに演じるのはけっこう難しいものなのです。いくら簡単な原理だっていってもやることの順番を間違えたりしたら不思議なことは起こりませんからね。

結果、ほとんど練習せずに観客に見せて大失敗してしまう方がけっこう多いのです。

マジックを演じるにはどんなに簡単なマジックであっても必ず練習が必要です。マジックを演じることに慣れている人はちょっと確認しただけでもはじめてのマジックをそれなりに演じることができることもあります。でも初心者には不可能です。

初心者向けのマジックでも1〜2時間くらいは練習してください。それくらい練習すれば段取りを間違えたり技術的な失敗をすることはほとんどないでしょう。

練習のやり方

マジックを演じるには練習が必要です。では具体的にどのように練習をすれば良いのでしょうか。僕は新しいマジックの練習をする時に3ステップで練習します。

記載の所要時間は初心者向けのマジックで高度な技法が不要な場合の例です。

ステップ① マジックの手順を覚える(所要時間約10分)

最初のステップはマジックの手順を覚えます。本などを見ながら最初から最後までやってみて流れを覚えていきます。まずここで間違った覚え方をしないようにしっかりと確認しておきましょう。意外と手順の順番を間違えて覚えて不思議なことが起こらないなんて人もいますので。

手順を覚えたと思ったら何も見ずにやってみてちゃんと不思議なことが起こるかを確認してください。

ステップ② 鏡を見て練習する(所要時間約20分)

手順を覚えたらそれを実際に人前で演じられるまで完成度を上げていきます。この時、鏡は必須です。相手から実際どういう風に見えているかを確認しながらしっかりと練習しましょう。

観客の目線から見ることによって気づくことがたくさんあります。また、マジックには見られても大丈夫な角度が決まっていることもあるので鏡でしっかりと確認しておきましょう。

慣れてきたらなるべく手元を見ないで演じることができるようにしていきます。初心者の場合、技法を使ったり何かする時につい自分の手元を見てしまいがちですが、そうすると観客に怪しいと感づかれてしまいます。

実際にマジックを演じるときは今どこを見ていれば自然かを意識しておく必要があり、手元を見ないで演じられるようにしておくことが重要です。

ステップ③ 観客とのやり取りを想定した練習をする(所要時間約30分)

鏡を使った練習で一通りの流れがちゃんとできるようになったら、初心者向けのマジックならもう人前で演じても大丈夫かもしれませんが、できればさらに一歩進んで観客とのやり取りを想定した練習をしてみましょう。

マジックでは観客にお手伝いをお願いしたり、これからどういうことをするか説明するなど観客とのやり取りが重要になります。この部分をちゃんと考えていないと本番で焦って失敗してしまうことにもなりかねません。

この観客とのやり取りが一番難しい部分で、話をしているうちにマジックの流れから外れてしまったり、テンポが崩れたり、最悪、手順を忘れてしまうこともあるんですね。

なので、練習をしながらある程度の会話の流れやセリフを決めておき、しっかりと練習して身につけておく必要があります。

ちなみにマジックをするときだけ敬語になるって方がたまにいるのですが、友人や家族に見せる時にいきなり敬語は不自然ですから自然な流れで演じることができるようにしておくと良いですね。

どんどん人に見せよう!

マジック上達のためには実践あるのみです。しっかりと練習をしてマジックを見せる自身がついたらどんどん人に見せましょう。

最初は失敗したってタネがバレたって仕方ないくらいの気持ちでドンドン見せたら良いと思います。種明かしはマジックでは厳禁ですが、それを気にするあまり最初の一歩が踏み出せないので意味がないですからね。

まずは一緒に楽しむ気持ちではじめよう

はじめてマジックを演じるのですから、あえてハードルを上げるようなことはせず「ちょっとおもしろいことやるから見てて」くらいの気持ちではじめると良いと思います。「スゴいことをやるから」とか「マジックをやる」というとけっこうみんな身構えちゃいますし、タネを見破ってやるみたいな雰囲気になりかねませんから。

それでも不安な場合は「最近マジックの練習をしてるんだけど、見てアドバイスしてくれない?」とお願いしてみるのもいいでしょう。こうお願いしておけば、まず演技中に変なツッコミを入れたりされることはないですし、見てくれる側も悪い気はしないはずです。それでしっかり驚かせれば成功ですしね。

家族は一番の強敵

マジックをはじめて見せる時にまず誰に見せるでしょうか?まずは家族に見せてみるって方も多いと思います。

でも、家族は一番の強敵です。生まれた頃から知っている間柄ですからね。ちょっとした手の動きや癖でマジックの上手い下手とは別の部分でタネに気づかれたりするんです。

僕も家族にマジックが通用するようになったのはかなり上達してからか、テクニックをまったく使わないマジックを演じたときだけでした。だから家族にバレてもあまり落ち込まないようにしてくださいね。

まとめ

マジックの上達には練習と実践しかありません!

って、当たり前の話ですね。マジック以外のものでもまったく同じです。でも、なぜかことマジックになるとタネさえ知ればすぐできると思っている方もいたりするんですね。

マジックはタネの手助けがあるので他の芸事に比べれば最初に観客に見せるまでのハードルはとても低いと思います。1時間位の練習でギターが弾けるなんてことはありえませんから。

それでも練習は必要ですし、上達するためにはそれなりの努力が必要です。ちゃんと練習してどんどん人に見せてマジックを楽しんで欲しいと思います。

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