奇術の森

種明かしだけじゃない手品・マジックの楽しさ伝えます

【随時更新】これからマジックをはじめたい方のためのマジック入門情報まとめ

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マジックが大好きで大好きでたまらないきったんです。この大好きな気持ち、マジックの楽しさを知ってもらいたいと思ってこのブログを書いています。

マジックと言うのはなんとも閉鎖的な世界です。マジシャンの世界では安易な種明かしはタブー扱いですし、インターネットで検索してもすぐに情報が手に入るというものでもありません。本屋で入門書を買おうにもちゃんとしたマジシャンや専門家が書いたオススメできる入門書と一緒に質の悪いものや単なる種明かし本が並んでいたりします。

タネの秘匿性による不思議さが重要なマジックという芸の性質上仕方ない部分もあるのですが、だからといって自分でもマジックを演じてみたいという方にまで閉じられた世界ではいけません。

ここではこれからマジックをはじめたい方に向けて僕ができる限りのアドバイスをまとめていきます。このこれからはじめたい方向けのアドバイス記事を書いたら記事からリンクしていくつもりです。なのでこの記事は随時更新でドンドン進化していく記事になります。

とはいえどの時点でもこれからマジックをはじめたい方に役立つ記事にしていきますのでぜひ参考にしてみてください。

マジックの魅力に触れてみよう!

この記事を読んでいる方は少なからずマジックに興味を持ってくれている方だと思います。まずはマジックを演じることを体験し、マジックの魅力に触れてみて頂きたいと思います。

まずひとつマジックを覚えよう!

初心者向けの手品をひとつ覚えて周りの人に見せてみましょう。このブログでも初心者向けマジックの解説記事をいくつか用意しています。その中で最初に覚えるのに最適な手品をひとつ紹介したいと思います。

magic.butsuyoku.top

上の記事ではティッシュという身近なものを使ったマジックを2つ紹介しています。まず最初に覚えるマジックとしてこの記事の動画で最初に演じているテンカウントというマジックをおすすめします。2つ目の紙玉の復活を練習するのはテンカウントがうまく言ってからで十分です。

テンカウントは僕が考える初心者がはじめて演じるマジックとして演じやすい条件を満たしています。

  1. 身近なものを使ったマジックなので導入が楽で自然にはじめられる。

  2. 観客の手伝いが不要で自分のペースで演じられる。

  3. 単発の現象で負担が少なく途中で観客のツッコミを受ける心配がない。

  4. ちゃんとウケる!

最初に欲張りすぎるとなかなかうまくいきません。まずは一つだけしっかり練習して家族や友人に見てもらうことから始めてみましょう

それでははじめてマジックを見せる前に練習や見せる時の心構えについて僕の考えを書いておきます。

見せる前にしっかり練習を!

タネを知って練習せずに演じることができるマジックはまずありません。タネを知ってみるとなんだか簡単にできる気になるかもしれませんが、そのまま人前で演じると必ず失敗します。

実際の観客の前で決められた手順を間違えずスムーズに演じるということはそれだけで難しいのです。

だからちゃんと練習をしましょう。指先の技法が不要なマジックだから簡単にできるのではありません。指先の技法はむしろ自分でもできているかどうかがわかりやすいのでそれほどトラブルになることはありません。

それよりもマジックの決められた段取りをきちんと覚えること、観客の前で緊張していても、他のことを考えながらでも、毎回同じようにスムーズに手が動くようにすること。マジックの段取りと動きに慣れることが大事なのです。

紹介したテンカウントであれば1時間くらい真剣に練習すればおそらく大丈夫でしょう。とにかく練習しないで演じることだけはやめてくださいね。

練習の必要性などについて詳しく記事にしていますので参考にしてみてください。

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種明かしはしない

マジックにおいて種明かしはタブー、ということはマジックをしない方でもなんとなく知っていると思います。ではなぜタブーなのか?ということです。

種明かしがタブーの理由は一概には言えない難しいテーマですが、ひとつだけ言えることは安易に種明かしをして良い結果になることはまずないということです。

タネがわからないから不思議に見えたマジックが種明かしをされると一気に色あせてしまいます。テンカウントのような簡単なマジックでさえそうです。なんとなくタネが想像できたとしても、それを不思議を演じたマジシャン自身が種明かししてしまうというのはやはり良くないことなのです。

同じネタは2度演じない

マジックがウケるとさらに何かしたくなるものです。僕もできればたくさん演じたいと思うので気持ちはわかります。でもマジックの演じすぎは決して良いことではありません。美味しい料理も食べすぎれば不快でしかなくなります。

マジックはその時できる最高のものをひとつだけ演じてサッサと終わるのがもっともいい結果になります。

特にどんなにリクエストされても同じマジックを続けて演じるのは避けたほうが良いです。同じマジックを続けて見せると観客は「タネを見破ってやろう」という気持ちになりますし、一度目よりも二度目、二度目よりも三度目の方がタネはバレやすくなります。

もしそうならなくても、二度目は一度目ほどの驚きはなく、マジックが色あせてしまいます。

種明かしはしないというのと同じネタは2度演じないというのはマジック界では有名なアドバイスであるサーストンの三原則の一部です。サーストンの三原則も別の記事で紹介していますので読んでみてください。

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もっとマジックを覚えたくなったら

マジックを演じる楽しさに触れたら、もっとマジックを覚えたいという気になってくるでしょう。そしたら良い入門書を一冊買って練習してみましょう。

ここで僕がオススメのマジックの入門書を紹介しておきます。

知識ゼロからのマジック入門

口からトランプでおなじみ、テレビでも有名なプロマジシャン、ふじいあきら氏の書かれたマジック入門書です。タイトルに知識ゼロからとあるとおり全く知識がない人でも大丈夫なようにいちから詳しく解説されています。

解説されているのはペンや輪ゴム、名刺、割り箸といった身の回りにあるものでできるマジックばかりでとっつきやすく初心者でもちゃんと練習すれば演じることができる作品ばかりです。ある程度のマニアであれば知っている作品が多いでしょうが、入門書としては優れたセレクトですね。

また、たんにマジックのタネを解説しているだけでなく、マジックの演じ方、コミュニケーションツールとしての活かし方が書かれていて初心者にはとても参考になるはずです。

ふじいあきら氏がサラリーマンを辞めてマジシャンになった頃の話など、氏にまつわるエピソードなども書かれていて氏のファンなら必見です。読み物としてもおもしろい本になっていますね。

あなたにもできる!メンタル・マジックで奇跡を起こす本

著者はプロマジシャンで日本のマジック界ではトップクラスのレクチャラー(マジックを教えるプロ)であるゆうきとも氏です。

ゆうきとも氏はマニア向けの解説DVDや作品集のほかいくつか一般向けに本を出していて、これがどれもハズレ無しです。なかでも現在書店で簡単に手に入り初心者向けという点でオススメなのが「あなたにもできる!メンタル・マジックで奇跡を起こす本」です。

メンタルマジックというのは超能力風の演出で行うマジックのことですね。メンタルマジックブームの頃に出版されたのでメンタルマジックに焦点が当てられていますが、ガチガチの超能力風演出というわけでもないので気軽に演じることができる作品ばかりです。

各作品の解説の間に書かれている初心者向けのアドバイス・コラムもとても参考になります。

文庫版なので価格も安くコンパクトで気軽に買えるのも最初の一冊としてオススメなポイントですね。

ちなみに「アッというまにマジシャンになれる本」はおなじくゆうきとも氏が最初に出版した一般向けの入門書です。やはり最初の一冊が一番オーソドックスな内容でよいですね。

37のマジックが解説されているのですが、どれも演じやすく実用的です。ゆうき氏がプロとして演じてもちゃんとウケるネタも解説されていて、ちょっとした機会に知り合いに見せたい、話のネタにマジックを覚えたい、といったくらいであればこれ一冊あれば一生演じるマジックに困らない内容です。

ただこちらは現在すでに販売されていないので入手するなら中古になってしまいますね。

マジックを本格的にはじめたくなったらカードマジックを覚えよう!

マジックをもっと真剣に本格的にはじめてみたいと思ったら、まずはカードマジックがおすすめです。

マジックにはトランプを使ったカードマジックの他、コインマジックやメンタルマジックなどがメジャーなジャンルですが、コインマジックなどに比べハードルが低く、できる現象も多彩なカードマジックは最初に覚えるのにはうってつけです。

まずは道具をそろえよう

カードマジックを演じるにはなんといってもトランプが必要です。仕掛けのあるトランプもありますがまずは普通のトランプを使ったマジックを覚えていった方が良いので普通のトランプを買ってください。

ただし、マジックで使うトランプは普通のトランプと言っても紙製の高品質なものである必要があります。プラスチックのトランプでは静電気でカードどうしがくっついてしまいきれいに広げることすらできませんからね。

使いやすいトランプの条件はいろいろとありますが、まずはマジック界でもっともメジャーなバイシクルというトランプを買っておけば間違いありません。マジックにより色違いのカードが必要だったりするので赤と青をセットで買っておくと良いでしょう。

また、トランプのサイズは一般的にブリッジサイズとポーカーサイズと呼ばれるものがあります。バイシクルもブリッジサイズ・ポーカーサイズ両方販売されています。日本ではブリッジサイズは一般的でおそらくほとんどの方はブリッジサイズしか使ったことがないと思います。ただ、マジックでは一般にポーカーサイズが使われます。

ブリッジサイズでもポーカーサイズでもどっちでもマジックを演じるうえで問題はありませんが、ポーカーサイズの方が横幅が5mmほど広く手が小さい方は使いづらいかもしれません。ただし、マジック界で主流のポーカーサイズに慣れておいた方がおいおい有利なのでできればポーカーサイズに慣れておくことをおすすめします。

本格的にマジックを練習するのであればクロースアップマットもあったほうが良いでしょう。クロースアップマットは弾力性のある柔らかいマットで適当な摩擦と滑りやすさがあり、トランプが扱いやすくなっているマットです。

Amazonで1,000円以下の安いものが販売されていますがまずはこれで十分です。いずれこだわりたくなったらもっと良いものを買っても良いでしょう。

おすすめのカードマジック入門書

カードマジックを覚えるに当たって入門書はいろいろとありますが、中でもおすすめの一冊を紹介します。

「DVDで覚えるカードマジック入門」はDVDと本がセットになったカードマジックの入門書で非常にわかりやすく素晴らしい内容です。10年上前に出版された本で実はとっくに絶版になっているのですが、Amazonなどで簡単に入手できます。絶版の本をあえて紹介するのはそれだけ優れた内容だからです。

トランプの基本的な扱い方から簡単なカードマジック、そして技法を使ったマジックとステップバイステップでわかりやすく着実に身につくようになっていますし、DVD付きなのもおすすめのポイントです。

まとめ

ひとまずこれからマジックをはじめたい方向けの情報をまとめてみました。紹介した入門書はどちらもとてもおすすめです。まずはひとつマジックを覚えるところからはじめてみませんか?

まだまだ情報量の少ない当ブログですが、これからどんどん追記・更新して充実した内容にしていきます。さらに初心者向けのアドバイス記事を書いたらここからリンクしてまとまった情報にしていきます。

ちょっとペースは遅いかもですが、よろしくお願いします!